'95年 M3参戦記

'98 GTR参戦記
(総合優勝編)


'98 参戦費用内訳

'99 観戦レポート
(トロフィー返し編)
「筑波の12時間耐久って知ってる?」
「ううん、知らな〜い」
「お盆の頃やるナイターでいろいろな車が出てるんだよ」
「へ〜、すごいね。鈴鹿の8耐みたいね。」
「うん、あれの車版。」
「おもしろそうね。それで、その12耐がどうしたの?」
「うん、その12耐に出たいんだけど。」
「は〜?レースなんてどうやって出るの?」
「うん、これからライセンス取るの。」
「車はどうすんの?レースカーって高いんでしょ?」
「今乗っているM3をレースカーにする」
「はぁあ〜??だって、そんな、しろうとが出ても勝てないでしょうに。」
「大丈夫。予選に落ちたら参加費返してくれるって」

と、いう会話は約10年くらい前のもの。筑波の9耐は当時は12時間も 走っていた頃の話。バブルの景気のおかげか、もちろんレースも全盛期で 参加台数の多さも手伝って TV中継はあるわ、芸能人チームも参加するわで、なんとも華やか。 そんな雑誌の記事を見て一体なにをとち狂ったのか、「レース」の「レ」の字も知らない 我が会社の社長が「出る」と言い出したのだ。しかも、自分の足である BMW−M3をレーシングカーにして......
そんな「超」あまちゃんチームが筑波9耐で優勝する日が来るなんて 一体誰が思うであろう。しかし、ノストラダムスが来る前に、とうとうその日はやって来た。(超驚)
と、いうことで、楽しんで読んで頂ければ幸いです。


(注釈)ちなみにこの筑波ナイター耐久は主催クラブの事情により、1999年をもって終わりとなりました
いつかはまた復活してくれることを祈ってます!